2011-05-25 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
初めに、岩手県沿岸における被災状況の概要を申し上げますと、岩手県のまとめによる五月十七日時点での水産業、漁港等被害額は千五百億円、最終的には三千億円に及ぶものと推計されており、このほか、水産加工、冷蔵冷凍、流通等水産業の基盤となる設備、施設等も、流失、浸水などにより壊滅的な被害を受けております。
初めに、岩手県沿岸における被災状況の概要を申し上げますと、岩手県のまとめによる五月十七日時点での水産業、漁港等被害額は千五百億円、最終的には三千億円に及ぶものと推計されており、このほか、水産加工、冷蔵冷凍、流通等水産業の基盤となる設備、施設等も、流失、浸水などにより壊滅的な被害を受けております。
この豪雨による死者、行方不明者は二十二名で、建物の全壊、流失、浸水など、およそ一万二千戸の被害がもたらされました。家を失った多くの方々が今も避難所生活を続けておられます。御家族を亡くされた方々や生活を立て直すために御苦労されている皆様に心からお見舞いを申し上げます。
特に、長野県、新潟県の両県を流れます姫川、関川、それから愛媛県の肱川等におきましては、破堤、越水、河岸の決壊、土石流、地すべり等により家屋の流失、浸水、道路の寸断などの甚大な被害を受けております。 次に、八月九日から十一日にかけましての集中豪雨では、九州地方、北陸地方、東北地方の一部におきまして被害が発生し、特に鹿児島市の新川におきましては、河川がはんらんし、甚大な被害が出ております。
そのほかにも七地点の時間が二、三ございますが、午後九時の場合の故障の原因といいますのは側器の流失、浸水というのが二カ所ございます。それから電話回線の話中及び故障というのが六カ所でございます。それに停電が一カ所、これが九カ所の内訳でこざいます。 それから二十三日の午前九時の場合には側器の流失、浸水、これは先ほどと同じでございまして二カ所でございます。
また、稲葉川のはんらんにより住家が流失、浸水し、多くの被害をこうむったことに、心からお見舞い申し上げます。 大分県の災害について、今後とも災害応急対策を十分行うとともに、本格復興に向けて積極的対策を講じてまいります。また、長崎市その他の場合と同様に、多量の降雨があったとはいえ、がけ崩れによる死者の発生を未然に防ぐ方策を一層推進する必要があると痛感しておる次第であります。
福山町磯脇川周辺の六月二十四日から二十五日の日雨量は三百四十七ミリを記録し、小河川にもかかわらず、土砂、堆積土量八千立方メートル、流失土一万二千立方メートル、流域面積本川三・八平方キロメートル、支川一・〇平方キロメートルとなり、このため家屋の流失、浸水等の被害と国鉄大隅線に多大な被害を与えたのであります。同線はいまだ不通でありまして、復旧工事が急がれるところであります。
このため両県内の各河川が至るところではんらんし、山地の崩壊が頻発し多数の死傷者を出したのをはじめ、家屋の倒壊、流失、浸水、堤防の決壊、道路、鉄道の寸断、農地の冠水、埋没、流失等甚大な被害が発生したのであります。
長崎県は、七月下旬のもどり梅雨による集中豪雨により、南高来郡南部及び対馬地方を中心に再三にわたり局地的集中豪雨に見舞われ、小規模河川のはんらんによる堤防、道路の決壊、家屋の流失、浸水等により、死者三名をはじめ公共土木、農業施設、農作物及び商工関係等、総額約七十六億円にのぼる被害を受けたとのことであります。
まず、人的被害は、幸いにいたしまして比較的少なく、死者二十五名、行くえ不明十一名、負傷者三百九十八名を数えておりますが、建物被害は、全壊家屋千四百五十五戸、半壊床屋七千二百八十四戸、全焼家屋三百十七戸のほか、流失、浸水、破損等が相当の数にのぼっておる現状であります。
(二) 建物全半壊一千四百七十六戸流失浸水一万一千三百八戸、全半焼九戸、その他八千四百三十四戸。(三) 田畑流失冠水約二千八百ヘクタール。(四) 公共施設、道路損壊二百四十二カ所、橋梁流失五十カ所、堤防決壊十二カ所。(五) その他、山くずれ五十五カ所等。各地で石油タンクの炎上、送配電設備の被害による停電、新潟空港の使用不能等の被害を生じた。 三、講じた措置の概要。
その内訳は、一、人的被害は、死者二十九人、行方不明八名、二、住宅の被害は、全半壊、流失、浸水等六万一千六百七十三戸、その被害額は約三十一億二千五百万円、三、農業被害は約百八十三億円で、そのおもなるものは、農地が六億五千九百万円、農作物が百五十三億円、四、土木被害は約九十五億七千万円で、おもなものは、河川が六十六億三千万円、橋梁が十八億六千万円、道路が八億九千万円、五、林業被害は約二十三億八百万円、六
ちょうどお盆の中元売り出し用の商品を仕入れてあってこれらの商品を流失浸水さしたのが多かったのであります。 以上、佐賀県の被害額について概数を申し述べましたが、各県共通の問題はあとに取りまとめて申し上げることとし、本県の被害の特殊事情にかんがみ痛感した諸点を重点的に申し上げます。 まず第一は、直轄河川である六角川の早期完成であります。
なお、運輸省関係について、国鉄関西支社内の被害状況は、おおむね鉄道関係のみであって、線路流失、浸水等で被害件数千百七十四件、被害総額五億八千三百万円、私鉄関係で約十社、総額一億二千八百万円の被害であります。
また教科書の流失、浸水による被害者に対する教科書の供給についても、発注手続を完了して、その万全を期しており、さらにまた県立高等学校罹災生徒のうち、特に被害が大きいと思われる生徒百三十名に対しましては授業料の免除を十月分から実施するなど、その救済に努力していましたが、あわせて日本育英会奨学生の特別採用を緊急に行なうべきものと考えられました。
次に、滋賀県でございますが、本県の河川は、いずれも中小河川ではございますが、天上川でございまして、山間部に降りました豪雨は、土砂を押し流して下流にはんらん、至るところで堤防は決壊し、このため家屋は流失、浸水し、田畑は冠水、土砂の流入による被害等激甚でございまして、田畑の被害四万八千ヘクタール、金額にして二十四億円、土木被害は二十六億円に達しているのであります。
ただ昭和二十八年の災害に準じてやるというお話ですけれども、その規模においてあるいは深刻さにおいて、あるいは決壊堤防による流失、浸水、そういった規模、範囲において、二十八年のときとは問題にならないわけです。 一例をあげますと、名古屋市内の潮どめ工事をやる場合でも、本来言えば、政府の方の高率の補助ということで予算を組んでやっておったら、とてもあの堤防の潮どめ工事なんかはできないわけです。
このため、由良川、桂川、鴨川、木津川、宇治川の各河川はたちまち増水し、至るところに人家の流失、浸水、道路、堤防の決壊、田畑の冠水などの被害が続出しました。土木関係の被害額は、府関係十五億七千万、ほかに京都市関係二億八千八十二万円に上るのでございます。
従って、各中小河川は大はんらんをし、随所の堤防が決壊し、民家の流失、浸水とともに、農林水産関係に対して昭和二十八年の第十三号台風災害以上の被害を与えております。
御承知の通り、過般の台風第二十二号は記録的な豪雨を伴い、各地に河川のはんらん、がけくずれ等をもたらし、家屋の流失、浸水、崩壊等により多大の死傷者と罹災者を出しましたことは、まことに遺憾にたえません。
二十五日から特に志摩、度会方面に豪雨をもたらし、磯部町では一日で三百ミリ、鳥羽市百八十ミリの豪雨を降らせ、二十六日にはこれに百五十から二百五十ミリの雨量を追加し、風速は最大四十五メートルでありまして、河川ははんらん増水し、人家の全壊、流失、浸水、田畑の埋没、流失、道路堤防の決壊、山くずれ等の被害をもたらし、遂に関西線関町地内にて土砂が崩壊して、列車一両が加太川に転落、死者七名、行方不名一名、負傷三名